武豊騎手が今回22回目の挑戦で朝日杯FSを制しましたね!あとはホープフルステークスを勝てば中央G1制覇になります。
流石レジェンドです。しかし、朝日杯FSでは買っていませんでしたw
結果として推奨した◎セリフォス、△ダノンスコーピオンが2・3着に来てくれたのでよかったです
ジオグリフは直線で外に押し出される不利を受けたことと距離がちょっと忙しかったことが敗因だと考えています。
逆に距離がもう少し伸びれば狙えると思っています。
あと、中団に控えて外目に出せた馬が好走しましたね。ミドルペースではありましたが、逃げ馬や先行馬には苦しいレースになりました。
ドウデュースは戦った相手などを考えると買えませんでした。し前走しっかり勝っていた馬を買うべきでしたね。
朝日杯FSの回顧はこんな感じです。
ここからは有馬記念の上位人気5頭を分析していきます!
クロノジェネシス
ルメール騎手 斎藤厩舎 父バゴ 母父クロフネ 55㎏ 牝5
今回の有馬記念がラストランで、前人未到のグランプリ4連覇がかかっています。いや、前馬未到ですかね
前走は凱旋門賞で7着と凡走しました
ちなみに凱旋門賞の1着はトルカッタータッソというドイツの馬で非常に重馬場適性があったので、当日の馬場とマッチし13番人気ながら好走しました。
日本の重い馬場の適性とはまた違う適性が凱旋門賞には必要になるのかもしれませんね
クロノジェネシスに話を戻すと昨年の有馬記念を見ても今回も十分勝ち負けできる内容でした。
後方に控えて3コーナー辺りから大外を回って勝てるのは現役ではこの馬くらいでしょう。
非根幹距離で6-0-0-1とかなり適性があるので今回の舞台は大得意と言えるでしょう。
ちなみに凱旋門賞から有馬記念に来た馬は1-0-1-4とまずまずです。
2頭馬券になっていますが、この2頭はオルフェーブルとゴールドシップです。
この2頭に共通していることは2頭ともパワーがあり、重馬場に対応できることです。
これについてはクロノジェネシスにも共通している事なので好材料です。
グランアレグリアやラブズオンリーユーに続き有終の美を飾れるか。
不安要素は前走の負けが0.9秒差で初の掲示板外の7着という点です。
前走の負けはエリザベス女王杯以来の負けで、エリザベス女王杯の負けは唯一の非根幹距離での負けになります。
調教の動きや当日のパドックをよくみて状態を確かめながら様子を見たほうが良さそうです。
エフフォーリア
横山武史騎手 鹿戸厩舎 父エピファネイア 母父ハーツクライ 55㎏ 牡3
前走は天皇賞・秋で無敗の三冠馬のコントレイルとマイル女王グランアレグリアに勝利しました。
キャリア6戦で5-1-0-0で連対率100%、さらにG1で2勝とかなりの安定感を誇っています。
古馬G1でも結果を残していて、名馬に片足を突っ込んでいる馬です。
有馬記念は3歳馬にとってかなり有利なレースで

表を見てわかる通り過去10年で4頭も勝ち馬が出ています。
さらに、この馬の父父にはラストランの有馬記念を2着と1.5秒差をつけて圧勝したシンボリクリスエス。母父には国内で唯一ディープインパクトに勝利したハーツクライがいます。
父エピファネイアは5着でしたが、血統的には問題なく今回のコースはこなせるでしょう
あとはクロノジェネシスとどれくらいの力差なのかを見極めるだけです。
不安要素は距離不安があることです。
有馬記念で3歳の勝ち馬が4頭出ていると書きましたが、その4頭は全て菊花賞を経験し、距離をこなせると考えられて出走してきている馬たちです。
しかし、エフフォーリアは最長でもダービーの2400mだけなので、血統的には問題なくてもぶっつけでこの距離への挑戦は100%信頼できるものではありません。
タイトルホルダー
横山和生騎手 栗田厩舎 父ドゥラメンテ 母父Motivator 55㎏ 牡3
前走は菊花賞で鮮やかな逃げ切り勝ち。
父ドゥラメンテは非根幹距離で3-4-0-0で連対率100%とかなり非根幹距離得意としていますし、長距離の適性があるのでこの馬は面白そうです。
先ほどエフフォーリアの分析で説明した3歳馬の有馬記念の成績に加え、有馬記念で1着だった3歳馬に共通する菊花賞で4着以内に好走した馬に該当するので馬券に絡むどころか、1着もありえます。
菊花賞だけでなく皐月賞でも人気薄ながらもしっかり好走しているので、元から力はある馬だと思うのでそこそこ人気しそうです。
不安要素は和生騎手がテン乗りなことと前走の好走が武史騎手の好騎乗によるものが大きいということです。
とくに前走の菊花賞は鞍上の神がかった騎乗が6割くらいあると思っています。
ステラヴェローチェ
Mデムーロ騎手 須貝厩舎 父バゴ 母父ディープインパクト 55㎏ 牡3
前走は菊花賞で惜しくも4着でした。
前々走の神戸新聞杯が不良馬場だったこともあり、疲れが残っていた中で4着は頑張ったほうだと思います。吉田隼人騎手もインタビューで疲れていると菊花賞の前に発言していました。
キャリア8戦で3-1-2-2とかなり安定していて、敗れた共同通信杯と菊花賞もそれぞれ5・4着と掲示板を外しておらず、大きく崩れにくいタイプです。
G1に限定しても0-1-2-1とかなり安定しています。
今回の有馬記念は逃げ先行馬が多く、前が苦しい展開になれば差し追い込みタイプのこの馬にとってプラスになるでしょう。
あと稍重以上で3-0-1-0と重い馬場になればより期待できるでしょう。
後ろからの馬なのでMデムーロ騎手とは手が合いそうなところもいいですね。
不安要素は同世代のG1でしっかり勝ち切れていないことです。
人気になっているエフフォーリアとタイトルホルダーは同世代のG1をしっかり勝って古馬混合G1に臨んでいます。それどころかエフフォーリアは古馬混合G1で勝っています。
しかし、ステラヴェローチェは好走どまりで勝つことはできていません。
これは結構大きな差だと思っています。
ディープボンド
和田騎手 大久保厩舎 父キズナ 母父キングヘイロー 57㎏ 牡4
前走は凱旋門賞で最下位と凡走。
前々走のフォア賞では5番人気ながら楽に逃げて圧勝していたので行けると思いましたが、斤量が59.5㎏と重すぎ、馬場重すぎ、序盤から包まれるなど散々だったので仕方ないと思います。
非根幹距離の成績が2-0-0-2とピンかパーですが、この2敗は神戸新聞杯と菊花賞でそれぞれ4着と善戦しています。
長距離適正だけでなく非根幹距離の適性があることはプラスに見れていいですね。
そして今年初G1のエリザベス女王杯を取ったキズナと最近のトレンドの母父キングヘイローという熱い血統ですね。
最近では母父キングヘイローのウォーターナビレラが阪神JFで3着に好走しているので、たまたまではないと思います。
稍重以上で1-0-1-2と走れているので馬場が渋っても面白いでしょう。
特に阪神大賞典では2着と0.9秒差と圧倒的なタフさを見せました。
不安要素は前走の大敗後の精神状態と海外遠征の見えない疲れが残っている可能性があることです。
前走の殿負けの影響で走ることが精神的に辛くなっていないか心配です。
疲れは調教に乗った和田騎手が問題ないと言ってましたが、初の海外遠征帰りなので見えない疲れもあるかもしれません。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今年のレベルの高い3歳世代とクロノジェネシスの対決が楽しみです。
力関係などはなんとなくわかってきたのでしっかり拾っていきます!
コメント